バージョン12.1までのWolfram製品にCUDALinkのパクレットを手作業でインストールする方法
バージョン12.1までのWolfram製品でCUDALinkの機能を使う場合は,事前にCUDA Resourcesパクレットをインストールしておく必要があります.
インターネットに接続されているコンピュータでは,CUDALinkのパクレットは以下を実行することによってインストールされます.
Needs["CUDALink`"];
CUDAResourcesInstall[Update->True]
コンピュータがインターネットに接続されていない場合でも,手作業でCUDALinkをインストールすることができます.
コンピュータがインターネットに接続されていない場合にのみ,CUDALinkパクレットを手作業でインストールしてください.
- 最新のCUDALinkパクレットファイルを CUDA Resourcesページからダウンロードします.CUDALinkパクレットをインストールしたいコンピュータにこのファイルを転送します.
- Mathematicaを開き,以下を評価します.
FileNameJoin[{$UserBaseDirectory, "Paclets", "Repository"}]
これでMathematicaのパクレットディレクトリが表示されます.このディレクトリに,ダウンロードしたCUDALinkパクレットを解凍します.
- 新しくインストールされたパクレットがMathematicaに認識されるように,Mathematicaを開き,以下を実行します.
RebuildPacletData[]
これでCUDALinkがインストールされました.インストールされたかどうかを確かめるには,以下を実行してください.
Needs["CUDALink`"]
[English]