MathLMライセンスマネージャは，ネットワーク上のクライアントマシンにインストールしたMathematicaにライセンスを配布するために使われます．Mathematicaを新しいメジャーバージョンにアップデートする前に，MathLMをそれに対応した，またはそれ以降のバージョンにアップグレードしておく必要があります．

MathLMをアップグレードし，新しいライセンス情報を使ってMathLMを動作させるためには，MathLMのインストーラと必要なライセンス情報をすべて揃え，現在のMathLMプロセスを停止し，新しいMathLMをインストールしてプロセスを再起動しなければなりません．MathLMのインストール中に，以前のバージョンのMathLMをアンインストールし，Mathematicaのライセンス情報を更新するよう求められます．
 

1. ユーザポータルから最新のMathLMインストーラをダウンロードします．
2. 現在実行中のMathLMのプロセスを停止するために，ターミナルで以下のコマンドを実行してプロセスIDを見付けます．

    ps -A | grep mathlm 

3. 以下のコマンドでMathLMのプロセスIDを使ってMathLMのプロセスを終了します．

    kill -9 <processid> 

4. ステップ1で入手した新しいインストーラを使って，MathLMをインストールします．
5. 必要に応じてMathLMライセンス情報を更新してください．
6. インストールの最後にMathLMのインストールディレクトリに移動します（macOSのデフォルトは/Usr/local/Wolfram/MathLM，Linuxのデフォルトは/usr/local/Wolfram/MathLMです）．
7. 次のコマンドを実行してMathLMを再起動します．

    ./mathlm 

[English]