Wolfram製品のインターネット接続を無効にする方法
Wolfram製品およびWolfram言語の関数は,さまざまな理由でインターネットにアクセスします.
- Wolframソフトウェア製品は製品を有効に使ったり増分更新をダウンロードしたりするためにWolframのサーバにアクセスすることがあります.
- Wolfram言語に含まれる高レベル関数は,バックグラウンドでWolframのサーバやWolfram Cloud,Wolfram|Alpha,Wolframリポジトリ,Wikipedia等のサードパーティーのサーバと通信したり,これらからデータを収集したりすることがあります.
- Wolfram言語はインターネットを介した通信をプログラムする低レベル関数一式を提供しています.
製品のインターネット接続を制限する
環境設定メニューには,Wolfram製品のオンライン通信または高レベルのWolfram言語関数のオンライン通信が無効にできる便利なスイッチがあります.無効にすると,個々のWolfram言語関数が正しく動作しなくなったり,製品の継続使用に影響が及んだりする可能性があります.
- プログラムのメニューバーで,編集 ► 環境設定(macOSではMathematica ► 環境設定)を選びます.
- 「インターネットとメール」タブを選びます.
- 「Wolframシステムのインターネットへのアクセスを許可する」というオプションのチェックを外すと接続が無効にできます.
ユーザが書いたコードのインターネット接続を制限する
ユーザが書いた,低レベルのHTTPリクエスト関数を含むコードがインターネットに接続しないようにするためには,Wolfram製品のインストールがオペレーティングシステムレベルでサンドボックス化される必要があります.サンドボックス化はお客様のシステム管理者が行わなければなりません.
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