LinuxですべてのユーザにVernierデバイスの読取り/書込みアクセスを与える方法
Vernierデバイスに対するWolfram製品の読取り/書込みアクセスを手動で設定するためには,wolfram-vernierlink-libusb.rulesという名前のファイルを作成し,そのファイルを正しいudev rulesディレクトリに置いて,適切なパーミッションを持つことを確実にする必要があります.
このプロセスにはsudoが必要なので,システム管理者の認証情報を入力するよう求められる可能性があります.
- 設定ファイルを作成し,すべてのユーザに読取り/書込みアクセスを与えるためには,ターミナルで以下を実行します.
echo "SUBSYSTEM=="usb", ATTRS{idVendor}=="08f7", MODE="0666" SUBSYSTEM=="usb_device", ATTRS{idVendor}=="08f7", MODE="0666"" >> wolfram-vernierlink-libusb.rules
- 作成したファイルをudevディレクトリにコピーします.
sudo cp wolfram-vernierlink-libusb.rules /etc/udev/rules.d
- すべてのユーザがこのファイルを見ることができるようにしてください.
sudo chmod 0644 /etc/udev/rules.d/wolfram-vernierlink-libusb.rules
パーミッションのアップデート
Vernierデバイスの中には,プラグを抜いて入れ直さないとパーミッションの変更が認識されないものがあります.
パーミッションが自動的に更新されない場合は,次を評価してください.
sudo udevadm control —reload
sudo udevadm trigger
パーミッションの取消し
Vernierデバイスへのアクセスを取り消すためには,作成したファイルを削除します.
sudo rm /etc/udev/rules.d/wolfram-vernierlink-libusb.rules
[English]