製品をアクティベートする際に誤ったアクティベーション情報を使った場合や，プロフェッショナルバージョンにアップグレードする場合に，Finance Platformのライセンス情報をリセットした方がよいことがあります．ライセンスサーバを使っていない場合，Finance Platformはmathpassというファイルにライセンス情報を保存します．mathpassファイルを削除または改名すると，Finance Platformは新しいアクティベーション情報を要求するようになります．

Finance Platformで以下を評価してmathpassファイルの場所を見付けてください．

$PasswordFile

これで，mathpassファイルのコンピュータ上の場所が出力されます．

$PasswordFileが評価できない場合は，以下のいずれかのディレクトリで見付けることができます．

Windowsでは，mathpassファイルは以下のディレクトリにあります．

• C:\ProgramData\Mathematica\Licensing\mathpass
• C:\Users\<user>\AppData\Roaming\Mathematica\Licensing\mathpass

ここで<user>とは，使用中のコンピュータ上でのユーザ名を指します．

このファイルまでナビゲートしていきます．このファイルはコンピュータの隠しフォルダの中にある可能性があります．アカウント設定を変更して隠しファイルが見られるようにし，mathpassファイルの場所に行ってください。

mathpassファイルの名前を mathpassold とか mathpassbackup という名前に変更します．Finance Platformを再起動したとき，Finance Platformはmathpassファイルを見付けることができないためアクティベーションの情報を尋ねてきます．

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