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LinuxでC++コンパイラを手動で選択して設定する方法

System Modelerでは,モデルをご希望のC++コンパイラでコンパイルすることができます.使用するコンパイラは,自動的に検出されたインストール済みのコンパイラと,手動で設定したコンパイラの中から選ぶことができます.



  1. 「ツール」 ► 「オプション」メニューを選びます.
  2. 「グローバル」 ► 「コンパイラ」を選びます.
  3. 設定済みのコンパイラを選ぶためには,「コンパイラ」のリストからコンパイラ識別子を選びます.設定済みコンパイラを選ぶのではなく,System Modelerに新たにコンパイラ設定を加えたい場合は,以下に従ってください.
    1. 「コンパイラ」のリストから「追加」を選択します.
    2. 「コンパイラ」ドロップダウンメニューから,サポートされているご希望のコンパイラの名前を選択してください.
    3. 「バージョン番号」ドロップダウンメニューがアクティブである場合は,選択肢の中から使用するコンパイラのバージョンを選択します.
    4. 「ブラウズ」をクリックすると,ダイアログが開き,特定のコンパイラの実行ファイルを含むフォルダが選択できます.

    5. ダイアログで必要なファイルを選択し,「Open」をクリックします.場所のリストが表示されます.

      • G++:
        /usr/bin/g++

      コンパイラの実行ファイルのパスが「のパス」フィールドに現れます.

    6. 「Verify Compiler」ボタンを押すと,新たに設定されたコンパイラをSystem Modelerが正しく検出することができるかどうかが確認できます.「コンパイラの検証に成功しました」というダイアログが表示されたら,正常に検出されたということです.
  4. このコンパイラをシミュレーション実行のためのデフォルトとして設定したい場合は「Default for simulation」を選びます.
  5. このコンパイラを,シミュレーションをFMUにエキスポートするためのデフォルトとして設定したい場合は「Default for FMU export」を選びます.
  6. 「適用」をクリックして設定を保存します.
  7. 「OK」をクリックしてダイアログを閉じます.

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